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第3夜

月夜の森へようこそ

秋もだいぶ深まってきました

街路樹のカエデの葉っぱが 綺麗な色になりました

今夜は風が変わる季節の詩を

お届けします

                      第3夜 2013.11.3

       『風のうた』

季節の風が吹く

やわらかな 包み込むような優しい 春の風 

透明で 透き通るような クリアな夏の風 

実り溢れる 豊かな 短い秋の風 

眠りに就いた大地の 静かな白い冬の風 

季節が巡り 風が変わる 

大地から溢れるエネルギーは 

体の中を通り抜け 宇宙(そら)へと 流れてゆく 

人も 動物も 花も 鳥も 虫たちも 

命ある全ての生き物 物言わぬ自然の岩さえも 

大地に生きる 同じ地球の仲間たち 

月や星や太陽は 音無き音を奏で 

今日も宇宙(そら)から 生きる命の源を降り注ぐ 

独りで立つその足は 大地に繋がり 

広げた両手は 見えない仲間と繋がる 

心の中の本当の自分は 深い深い眠りの中 

呼び起こすたくさんの声に 少しずつ眠りから目覚める 

ぼんやりと目を開けたその先には 

今の現実が映し出される 

見たくない現実と 見ようとする本当の自分 

心の中で葛藤しながら 未来への光を探し出す 

見つけた光の先に見えたものは 

分かち合い 許し合い 愛し合う 人の姿 

幸せへと続く 懐かしい未来 

巡り巡って 再び季節の風が吹くように

時の風がふく 

それは 暗い闇の風から変わる 光の風 

見つけた 輝く未来 

誰の心の中にも必ず存在する 本当の愛 

この地球で生きる 命ある全ての存在は  

幸せになるために生まれてきた 

今を生きる私達も 必ず 一人残らず幸せになれる 

みんなで 愛を分かち合える 

今 隣にいる人を 心で感じよう 

今 見たくないあの人を 心で見てみよう 

痛む思いも 感情も そのまま感じてみよう 

それが 人間の証し 

大丈夫 独りではない  

たくさんの仲間がそばにいるから 

だから 

自分を 愛してあげよう 

自分を 抱きしめてあげよう 

自分を 好きでいてあげよう 

今を一生懸命生きている 自分を しんであげよう 

そして 独りではない その繋がった手足を大きく伸ばし 

地球を包み込むように 抱きしめてあげよう

それが今は 一番大切な事だと 思うから

詩/曲/朗読/演奏 :mako

朗読『風の詩』

赤く色付いた南天の実.jpg


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